最近、SNSやテレビ、雑誌などでもよく目にするようになった「ヴィーガン・ベジタリアン・マクロビオティック 」
ヴィーガンやベジタリアンと聞いて思いつくのは肉を食べない野菜ベースの食事という事を思い浮かべるのではないでしょうか?
ではそれぞれどのような違いがあるのか、なぜヴィーガンが注目されてるのか、まずマクロビオティック を取り入れている人とはどのような人なのか。
今回は、今後役に立つ知識としてヴィーガン・ベジタリアン・マクロビの3つの違いや食生活を一緒に見て行こうと思います。
まず、下の表をから見ていきましょう!!
ベジタリアンとは?
ベジタリアンとは「菜食主義者」の総称です
ベジタリアンは昔から聞き馴染みがあるように感じますが、実際にベジタリアンの中でも様々な種類があるのを知っていますか? ベジタリアンと一口に言っても実は様々なタイプに分けられ、
一般的には ”肉や魚を食べず、植物性食品を食べる人” と言われています。
また、ベジタリアンには以下のような分類分けができます。
・ラクトオボベジタリアン
肉類や魚介類を避けるベジタリアン。卵や乳製品、はちみつは口にします。
欧米に多いタイプです。
・ラクトベジタリアン
肉類や魚介類、卵を食べない層です。
・オボベジタリアン
肉類や魚介類、乳製品を食べない人たちのことを指します。
まずヴィーガンとは??
ヴィーガン(vegan)とは、「完全菜食主義者」と訳されます。
お肉や魚類など動物性食品を避け、野菜、きのこ類、果物、いも類、豆類などの植物性食品を中心に食しています。
食生活だけではなく、服飾品や家具など、衣食住すべてから動物性の素材(レザーや毛皮等)を避けることで動物の命を尊重することが特徴です。(エシカル・ビーガンとも呼ばれます。)
マクロビオティック (マクロビ)??
ビーガンと同じく、最近になってよく聞かれるようになったマクロビという言葉。私も最近までマクロビが何なのか何を主に取り入れられているのかが分からなく、調べてみたら実は日本が関わっていた!?なんて事実が!!
環境に優しく健康的なマクロビオティック食事方法を詳しく勉強していきましょう!!
まずマクロビにはこれと言って、ベジタリアンやビーガンみたいな
”ストイックな制限やNGな食べ物は無い ”です。
マクロビオティック は、以下の3つの言葉からなっています。
「マクロ=大きな」「ビオ=生命」「ティック=術、学」
古代ギリシャ語を語源とした、「自然に即した命のあり方」という意味です。
実は日本発祥の食事方法...??
明治時代に食医と呼ばれた石塚左玄(1851-1909)が考案した食養生。
これに感銘を受けた桜沢如一(1893-1966)が、中国の「易」の陰陽の要素を加え、玄米菜食を基本とする「正食」を確立しました。
マクロビオティックは、玄米などの穀物を中心に、旬の野菜、海藻、豆などを環境に合わせバランス良く食べる食事療法で、日本の伝統的な食べ方に沿って、肉、魚、卵、乳製品などの動物性タンパク質や精製された食材はなるべく控え、季節に収穫されたものを余すことなく丸ごと食べるのが特徴です。
マクロビでは大切にしている事が3つ!!
1. 身土不二 = 土地で獲れた旬な食材を食べること
その土地や地域で獲れたもの、その季節に自然にとれるものを中心に食べれば、暮らしている場所の気候・風土に適応し、季節の変化についていくことができます。
2. 一物全体 = 一つのものを丸ごと食べること
種子、実、葉、根などは、全て揃っていることでバランス取られているため、残さず全てを使い切って食すこと!
3. 陰性調和
マクロビでは、食材の陰性・陽性という独自の分け方があり、
・陰の食材は水分が多く体を冷やすもの
・陽の食材は水分が少なく体を温めるものです。
陰陽どちらにも極端に傾きすぎないほうが良いとされているので、穀物や根菜、豆類などを食材の中心とします。
どの食事方法も内容は違くても自然を1番に考えた地球に優しい方法でした。
ヴィーガンとベジタリアン、マクロビの違いが分かって頂けたでしょうか?
私自身も今回の記事を書くにあたって知らなかったことも沢山あったので勉強になり取り入れてみようと思うきっかけになりました!
そんな考えたり調べてみるきっかけになれば嬉しく思います。
今回も最後まで読んでいただき有難うございました!!